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希望とは、国の政治に安易に用いる言葉ではなく、もっと地域の1人ひとりに根ざした言葉であるべきだと私は思っています。
個人の希望は、『誰といっしょにやるか』という要素を加えることによって社会性のある希望となります。このときの仲間として、お互いに顔が見えて、1人ひとりの言葉を直接に聞き合える関係を築けるのが、地域の希望です。
社会性のある希望は、お互いの希望についてじかに語り合い、希望を共有できる範囲から始まります。地域の希望には、具体的な『仲間』がいるだけでなく、自分の『行動』が『実現』につながるという、確かな実感や手ごたえもあります。そこでの希望をつくるために大切なのは、その場所にかかわる多くの人々が、何かを成し遂げたいという『想い』を一つにすることです。停滞気味の地域を再生するために不可欠な条件の第1は、地域を想う人々による希望の共有なのです。
現在、地域の多くが高齢化社会に直面しています。高齢化社会といえば、若年人口が減ることによる活力の低下のほか、医療や福祉などの負担の増加といった面が、すぐに強調されます。もちろんそれらは高齢社会の事実です。少子化を食い止めるためにも、働き方や子育ての環境を見直したり、若者に過度の負担を強いることのない仕組みが求められます。
ただ、高齢社会には、忘れてはならないもう一つの側面があります。それは高齢社会が、さまざまな試練を乗り越えてきた人々が持っている経験や知恵という、財産の宝庫であるということです。その経験や知恵から学ぶことが、直面する不確実性に対して、若い世代がリスクをとって希望に取り組むことを可能にします。その意味でも、世代をこえ、つながりを深めていくことが、地域や個人に希望をつくるポイントになるのです。

・・・・・・・玄田有史「希望のつくり方」より抜粋・・・・・・

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